ごきげんよう

一年中ふとんが恋しい

サードアニバ02の話をさせてほしい

 

ごきげんよう

THE IDOLM@STER SideM 3rd ANNIVERSARY DISC 02がついに世に放たれましたね。
01には担当ユニットであるAltessimoの曲が収録されていたのだけど、あまりにも02もエモくてエモくて担当がいないのにあと周りが書いてて楽しそうだったからついまた記事を書き始めてしまいました。いつもの商品リンクです

 

 

さて、1曲ずつエモいポイントについて好きなだけお話していこうと思います。(エモさを表現しようと)頑張ってみるけど あまり自信は無い(か〜わりに〜)(何も無い)

 

まずFRAMEの「Swing Your Leaves」

試聴のときにああ~ついにサードアニバでも来てしまった大人ラブソング…と思ったのですが、フルで聴くとこれまでのそれらとは違った趣の曲で。
これまでの大人ラブソングといえばDRAMATIC STARSのMOON NIGHTのせいにして、S.E.Mのサ・ヨ・ナ・ラ Summer Holidayがありますが、これらはアイドルソングらしいドラマチックな刺激的な恋愛を描いている曲だと思うのです。
情熱的に「奪うけどいいかな?」と問うたり「おいで」と言ってみたり、あなたのいない夏の日に思い出を哀愁たっぷりに歌い上げたり、とってもアイドルが歌ってるなぁ~って感じがするラブソングです。
それってつまり「ほんとに彼らがこんな恋愛をしたのか?」っていうと多分そんなことはなくて。桜庭さんが「奪うけどいいかな?」って言ったりは、いやわからない、するかもしれないけれど、恐らく今までの彼はそんな恋愛をしていそうには(個人的には)見えなくて、きっとそういう「ドラマチックな恋愛を演じている歌」なのだと思うのです。だからこそムンナイ・サマホリは「普段は見られない彼らの、ドラマチックな恋愛を演じるさま」を楽しめる曲であるのかなぁ、なんて思ったのですけれど。(解釈違いの方がいらしたらすみません刺してください)(嘘です刺さないでください)

Swing Your Leaves、これは多分この2曲とはちょっと違うと思うのです。ST@RTING LINEではあんなに真っ直ぐに聞いているわたしたちの気持ちを応援してくれて、エマージェンシーのときは呼んでくれよと歌っていた彼らは、「当たり前に君の世界の一部になりたいんだ」って歌うんですよ。最高にエモくない?????
エモいと思うと急に言葉が足りなくなる。先に紹介したような「君の全てが欲しい」とかそういう言葉ではなくて、「変わらない場所でいるよ」と歌うFRAME。先ほどの「ドラマチックな恋愛」に対して、確かに刺激的ではないだろうけれど、「君といる当たり前」を積み重ねていきたいというすごくおだやかでやさしい言葉。でもその「当たり前」が「当たり前」になるっていうのは実はすごい奇跡みたいな巡りあわせや努力があってのことで……そういう繊細な心の機微みたいなものを感じられる歌詞に感動しました。しかもそれをSLはあんなにも勇敢でかっこいい歌を歌っていてSideMではTHE 虎牙道に並ぶ筋肉ユニットであるFRAMEが。

特にCメロの歌詞で

楽しい日を分かち合う人は
思うよりたくさんいるから
声の出ない日
そっと側に居られる関係に Want To Be 未来で

これが本当に本当にエモい。本当にこの通りだと思うのです。プラスの感情を共有できる友達だったり仲間だったりってたくさんいるし、むしろそういう気持ちっていろんな人と共有したい!ってなるものかもしれないなぁと思うのだけど、「声の出ない日」に頼れる人ってそれと比べるとすごく少なくて。「これからそういう関係になっていきたい」っていうところもまたエモい。

でもこの曲、FRAMEの本質である「聞いているあなたに寄り添う歌詞である」というところは変わっていないんですよね。天才かよ。(315プロのアイドル達はみんなこのメッセージ性を持っているかなって思うのですけれど、)FRAMEさんはあくまで「応援する」立場なのだなぁと気づかされました。
アイドルは「偶像」であるので、その立場は極論どのアイドルにも当てはまることだとも思いますが、彼らはあくまで問題や困難にぶつかったとき、解決するのは結局その人自身であることを知っていて、大変かもしれない、でもつらいときは励ますし寄り添うから、俺たちを呼んでくれと言ってくれる。たとえばCafe Paradeは「一緒に幸せな気持ちを共有することで、今日という日をもっとハッピーにしよう」、S.E.Mは「一緒にまだ未知なる世界を旅してみよう」みたいなユニットごとの「寄り添い方」の違いはあると思うのですが、FRAMEはこんなユニットなんだなって、改めて気づかせてもらえた気がします。

駆け引きや嘘は得意分野じゃない信玄誠司さん最高すぎて華村翔真さんの夢女子じゃなかったら信玄誠司さんの女になっているところだった。ソロコレでひとりずつのファルセットを聞いてしまったらもれなく恋に落ちそうだけれどわたしには華村さんがいるんだ。代わりに大樹になろうと思う。枯れない恋、それが愛だよ。

 

次です。もふもふえんの「伝えたいのはこんなきもち」

これまたこうきたか~~~って唸ってしまった。
SLの時はやっぱりどのユニットも自己紹介的な色が強くて、もふもふえんの2曲はまさにもふもふきんぐだむに連れて行ってもらえるような(もう聴くと頭の中にあのゆらゆらするエルフェのいる背景が浮かぶ)、キラキラしたワクワクする曲だったけれど、やっぱり、彼らは、天才アイドルだった……いや、こんな、ずるくない?????

9歳と11歳なりの「そばにいたい、そばにいるよ」が詰まってる曲だと思うんです…これまたどこまでも聞いている「きみ」に寄り添う曲で、彼らなりの「しあわせ」を、こんなにも等身大の言葉で(「歩はばで」って幅がひらがななところに愛おしさが極限突破した)伝えてくれる……しっとり夜に聞いてると涙すら出てくる。小学生でこれを歌えるポテンシャルがすごい、すごすぎる。すごくない?三段活用。聞いていると自分という人間の矮小さに涙が出てきたりもするんですけど、この曲は、もふもふえんはそれさえ受け入れてくれて、だいじょうぶだよ、ちょっとずつ明日に歩いていこう、って寄り添ってくれるんですよ。この、小学生の彼らの等身大で最大限の優しさをもって包み込んでもらえるの、無理……最高……。わたしも少しずつでも立派な人間になろうって思わせてくれる…。

SideMはサザエさん時空なので、もふもふえんはこれからも最強の小学生であり続けると思うのですが、特に成長の振れ幅が大人のキャラクターたちと比べて大きい年代、どのように描かれていくのかすごく難しいユニットでもあると思っていました。いや~~~すごいなぁ。

あと本当にもふもふえんの声のバランスがすごい。いい。3人で歌ってるところでもひとりひとりの声がしっかり聞こえてくるんだけど、だからといってバラバラとかいうわけではなくすごくバランスもよくて。優しい曲調にすごく合うやわらかい直央くんの声、ふわもこシフォンだけどかわいさの中に芯のあるかのんくんの声、そして比較的柔らかいふたりの声にパリッと元気な志狼くんの声がプラスされることで、飽きがこないしいろんな曲調にマッチするんですよね…本当に絶妙な塩梅で感動する。もふもふえんのP天才かよ。今後ともWともAltessimoとも仲良くしてやってください。自由研究の衣装だいすこすこすこです。

 

つづいて。F-LAGSの「♡Cupids!」

いや~~~~~~~最高にアイドルソングッ!って感じですね。最高。突然語彙溶けたなおい。
タイトルの通り恋のキューピッドなおはたの曲ですけれど、もう曲調からドルソン感がモリモリ溢れ出していて、ああアイドルとして出航した彼らの曲だなぁ、と、ある種アルテのT'sDに近いような「SLから踏み出した一歩先で歌っていること」への感動が02のなかで一番大きかった曲かもしれません。

しかしとてもずるい曲でもありますね。いや、ね?F-LAGSに応援してもらえたらどんな恋だって実る気がしますけれど、つまり逆にF-LAGSを好きなわたしはどうすればいいんだよ!彼らに恋することは許されないのか!!!!!!!!!
…なんにせよ恋する甘酸っぱさみたいなものを思い出してきゅんきゅんできる曲だなぁって思いました。シー○リーズのCMソングとかになってほしい。315プロのアイドルのいる世界線でこれを聞いて共学の中高に通学して甘酸っぱい恋がしたい人生だった。中高女子校の人です。

旗Pの友人も言っていたのですが、これまで涼ちんの存在に背を押され、過去の自分に囚われていたところからまばゆい光の中、アイドルという道に踏み出した九十九先生や大吾くんが、この曲では背中を押す側になっているところが最高にエモいですよね。「ひとりで抱えないで」って九十九一希が歌うの最高でしょ。パート割した人天才か?

音の雰囲気もなんか全部めっちゃ好きで「好き~~~~~~!!!!!」って言うことしかできない語彙力のないPを許してほしい。そしてキューピッドな君たちに告白することも許してほしい。F-LAGSが好きだよ~~~~~~!!!!!!!!!

 

ラスト!3ユニット合同の「Compass Gripper!!!」

総じてアニバの合同曲はアイドルらしい曲、かつすごく前向きな曲だなぁという印象を受けるのですが、この曲は本当に、すごく前向きな曲だなぁ…としみじみ感じました。サードアニバはやっぱり総じて「ST@RTING LINE超え」た先、一歩踏み出した彼らの曲が聞けて最高だなぁ。
この曲は青い空に翔け出していこう!っていうメッセージが歌詞からも音からもバシバシ伝わってくるし、今回のアニバ曲すべてに通ずる「聞いている人に寄り添う」というテーマ(?)が詰まった一曲だと思います。「例えば僕たちは "未来を君と見たい"」なんて担当アイドルに歌われたら崩れ落ちてしまう。プロデューサーへの、ありがとうと一緒に行こう!ともとれるし、「アイドルソングとして」ファンに一緒に行こうと歌っている曲ともとれる最高のバランスの歌詞で、やっぱり天才か?って思いました。仙台楽しみすぎる…もう来週とか嘘だドンドコドン…

どこに行きたい?がF-LAGSで、何が見たい?がFRAME、体験したい?がもふもふえんなのがすごくそれぞれのユニットらしくてすてきだなって思います。うまく言語化できないんですけれど、そんな感じしません?(思考の放棄)

個人的に九十九先生役の徳武さんが、高い声が出なくてSLでは曲のキーを少し下げることになってすごく悔しかったって仰られていたのが記憶に残っていて、なので今回もふもふえんと一緒の曲を歌ってることにすごいな~って思いました。音楽にあまり明るくないし音をとっていないので実際そんな高い曲なのかわかっていないのですけれど、確実にSLの時のことを越えてきているのだなぁ…とじーんときました。役者さんってすごいなぁ…

 

あと前回の01の時に振れ損ねてしまったんですけれど、CDをはずした時の下に印刷してあるやつとか、帯の裏とかがそれぞれのユニットの色のライトが真ん中に集まって星みたいになっているのがすごく素敵だなって。SideMのこういうユニットカラーの使い方が好きだなぁって思います。

 

さて、次は約束されし神曲「桜彩」も収録される03ですね。THE 虎牙道と神速一魂はどんな曲になるのか、そして合同曲がどういう曲になるのかとても楽しみです。和ロックが来たらわたしが死んだと思ってください。

それではまた、03が発売されたらお会いしましょう(予告)。

 

サードライブの感想も書きたかったけど記憶がもたなかったので円盤が出たら……書くかもしれない……ですね………

グリツア円盤発売ありがとうございます!!!!!

 

ではでは、今日はこのへんで。ちゃお!