ごきげんよう

一年中ふとんが恋しい

mermaid fermata、いい曲だなぁというおはなし

 

みなさまごきげんよう、いかがお過ごしでしょうか?

ついに、2020年4月22日。Altessimoの新曲「mermaid fermata」が収録された、THE IDOLM@STER SideM 5th ANNIVERSARY DISC05 Altessimo & 彩 & High×Jokerが発売されました。

THE IDOLM@STER SideM 5th ANNIVERSARY DISC 05 Altessimo&彩&High×Joker

THE IDOLM@STER SideM 5th ANNIVERSARY DISC 05 Altessimo&彩&High×Joker

 

 
試聴を聞いた時からずっと「この時を……待ってた……!」という気持ちであふれていたのでめちゃめちゃ楽しみでした……発売おめでとう……!ほんとうにおめでとう……!
Singing Exploreresもめちゃめちゃいい曲だし感想もあるんですけど、どうしてもmermaid fermataのことを考えるといてもたってもいられなくて、この気持ちをどうにか残しておきたくて、また久々にぽちぽち文字を打っています。

 

↑試聴が出た時のツイート

これまでのAltessimoの曲はThe 1st Movement~未来のための二重奏~は彼らが踏み出した一歩目、「これから」を歌う歌、Never end「Opus」は彼らが過去と向き合って、それでも「音楽と生きる道を選んだ」決意の歌、Tone's Destinyは前二曲でアイドルとして踏み出すことになった彼らが、踏み出した先で何を見て聞いて感じたか、もっと先へ先へと歌っている歌だったかなと思います。(※個人の感想です)(これまでもここからも個人の感想です)
これらはすべて「彼らの物語を歌った」歌で、これが「Altessimoらしさ」でもあるのかもしれないとは思っていましたが、同時に「アイドルとしての物語をスタートさせた彼らが、アイドルとして世に放つ、『Altessimoのアイドルソング』が聞きたい」というぜいたくな願いを、ちょうどTone's Destinyが出てしばらくしたころから、モバゲー版ゲーム内のストーリーでどんどん成長していく彼らを見ながらずっと持ち続けてきました。
「歌を通して自己紹介をする」のも、「歌を通して自らの体験や気持ちを届ける」のも、彼らにとって一番ふさわしい形でしょうし、そこからスタートするのも納得です。でも、ゲームの中のお話でさらにもっと先へと進んでいく彼らを見て、過去にとらわれずに先を見据えて踏み出した彼らに、「アイドルソング」を歌ってほしかった。


そう思って待ち続けていたところで発売が決まったのが今回の新曲「mermaid fermata」でした。

(※本津鬼→ほんとうにの打ち間違いです)


この曲を聞いた時、夜の海だなあ、夜の海が見えるなあ、と思いました。

そして「そうか、これがAltessimoのアイドルソングなんだな」と噛みしめて、いつも想像を超えられてばかりだなぁ、と笑っていたような気がします。不気味なオタクだ…

というのも、「彼らのアイドルソングが聞きたい」とは言ってきたけれど、彼らがどんな「アイドルソング」を歌うのか、正直あまり想像がつかなかったのです。急にポップでアップテンポな曲を歌うのはちょっと突飛すぎる気もするし、EDMごりごり!みたいなのもちょっと違う気がする。ロックはそれはそれで聞きたいけど…とこのあたりで自分の中のアイドルソングの定義がゆるゆる、かつそもそもアイドルソングに無知だということに気づく。無知の知。二次元オタクしかしないでこれまでのオタク人生を歩んできてしまったので仕方がない…
そんな自分なので、「Altessimoのアイドルソング」を想像することはできなかったけど、いざ聞いてみたら「あっ!こういう路線か!」となんか合点がいった。試聴が出た当時みんなが言ってたけど、KinkiKidsさんあたりが歌っている曲にありそう感がすごくないですか!?音楽についてもアイドルソングについても造詣が深くないので、うまい言葉がわからないんですけど、なんかそういう雰囲気をまとっている。
なるほどな~!この路線な~!そうか~!!!と唸りながら試聴を聞いてました。

 

さて、ここからは歌の細かい内容についてに戻るのですが、これまでのアルテ曲では、聞き手に対して呼びかける歌詞であっても、それはあくまで「聞いている大衆」のような、ふわっとした二人称であったように感じます。特定個人の誰か・何かを「あなた」「君」と指す歌詞は、ユニットの片割れ(かメタ的に言うとプロデューサーも?)以外にはほとんどなく、彼らの歌う「物語」は彼ら自身の物語でした。

でもこの曲は、夜の海という情景の中で語られる、彼ら自身ではない誰かの、終わりがない(ように感じるほどの)苦しみや悲しみに対して歌いかけている「物語」です。彼ら自身の身の上を語ったわけではなく、物語の中の誰かに寄り添い、歌いかけている。まずこの変化がうれしくてうれしくて、そのどうしようもないくらい膨れ上がった「うれしい」と「好き」の気持ちを言葉にしきれないことがしんどいと感じるくらいにうれしくて、フルで聞けることがとても楽しみと同時におそろしくもありました。フルで聞いたら、どうなってしまうんだ…?試聴の時点でこんなにもはちきれそうになってるのに…

 

今回はAmazonの配送が遅れていたのでフラゲができず(でも発売日には届いた)(こんなご時世なのにほんとうにありがとうございます…サンキューお急ぎ便)、もがき苦しみながら火曜日一日を終えて日付が変わった瞬間iTunes Storeでぽちってフルを聞きました。

フルを聞いて、歌詞を読んでみて、悲しげな曲調だけれどとてもあたたかい曲だな…と感じました。そしてとても生命力にあふれている。
歌詞を見ていきます。

セカイよ、君との嵐聞いていて
どこへも行けない荒れ狂う mute

安らぎもどんな美しいシーンも
透明な身体を過ぎるだけ
僕らの中を巡るさえずりは lamentoso
…一人だったら

この曲を通して聞いてみた感じ、海の中にいる何かとして歌っている、というよりかは物語を包み込んでいる海そのものの視点…というか、物語を俯瞰している立場から歌っているように聞こえます。個人的にですけど。
「君」の中にある、声にならない(=mute、留めた声)けれど「慟哭」と表現されるほどの激情を、僕たちが代わりに天を揺らすほどの嵐にしてセカイに轟かせよう。
「声を失ってた(Never end「Opus」冒頭)」彼らが、こんな歌を歌う日が来るなんて……と震えてしまった。

 

フォロワーさんもおっしゃっていたのですが、他にもこれまでの彼らの苦しみを思い起こさせるようなフレーズ*は出てくるものの、この曲の中ではそれらはあくまで「そんな苦しみに寄り添いたい」という形で登場します。

*「胸を震わす孤独のtremolo 抱きしめて」→Echoes My Noteの「でも孤独な音色は冷たい 誰に寄り添えもしないから」
「満ち引きを打ち明けず/ただ波間を漂う心の近く」→Sanctuary Worldの「心動く揺れが 苦手になった そんな錯覚で/眠ってる海月のフリを していた/五線の海で 呼吸ピアニシモ」
「痛みに軋んでいる思い」→Never end「Opus」の「ヴィブラートが壊されそうな」
などなど(他にも重ねようと思えば歌詞に限らずたくさん)

 

彼らの過去の苦しみを知っている人であればあるほど、この曲での彼らが「こんな苦しいこともあるよね」と言ってくれること、彼らがついに「聞き手に寄り添う歌を歌っている」ことの重みがわかるし、うれしくてしんどいという……

麗さんの履歴書にある未来に向けた決意コメントでは、
「心が折れそうな時は誰にでもある。
 そんな時に寄り添えるような曲を奏でられるようになりたい。
 まだ未熟なわたしだが、これからも変わらずに見守っていてほしい。」
と言っていて、ついにそれが叶ったんだな……という意味でも、幸せだな…と噛みしめてしまいます。聞き手に寄り添う歌……ついに……出たんだな……

 

作詞の真崎エリカさんはこうおっしゃっていて、そうだよな、いろいろ乗り越えてきた描写がはっきりなされた(※モバ基準)今のAltessimoだからこその曲だよな…とゲンドウポーズしてしまった。そして「誰もが泡と消えない mermaid」ともあるしこれは現代版「人魚姫」なのかな…というか、人魚姫の物語を通じて、「苦しい」「悲しい」という気持ちを感じている聞き手の結末を、希望のあるものへ書き換える物語なのかな、と思いました。
聞き手が抱えているネガティブな感情を「そんなこともある、でも大丈夫」と寄り添えるようになったのは、彼らにとってそういった苦しみを過去のものとして受け止められるようになった今だからこその曲……めちゃくちゃめちゃくちゃ待った気がするけど、待っていてよかった……

 

ついまた話が逸れてしまったのですが、歌詞に戻します…
Cメロになると、一気に話が進展して、

強く…響く…テンポに…愛に…
同化して溶けて羽を付けて飛べ!

と、正直予想外の歌詞がやってきます。
最初本当にさっぱり予想外というか、学がなくてめちゃくちゃ混乱したのですが、この曲を聞いてから人魚姫を読んで解決しました。
(ちなみに青空文庫で人魚姫、読めます)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000019/card58848.html
https://www.aozora.gr.jp/cards/000019/card42383.html

読んでみると、ああ、ここは最後の空気の娘たちのところへ行くところなんだな、とわかってなるほど、となったのですが、しかしまさか彼らが「飛べ!」なんて、彼ら自身ではない誰かに対して、「!」のついた命令形の歌詞を歌うなんて、とやっぱり少し驚いてしまい……これまで315プロで出会った二人が比翼になって羽ばたいていくぞと歌っているのを眺めていたのに、「飛べ!」と背中を押される側になる……うーん既視感!これかぁ!こういうことかぁレジェP!!!!!(ちょっと違うのでは…)

 

続く落ちサビの歌詞、本当に本当に好きですきで最高だな…って思うのですが、

悲しみ繰り返すならトゥコーダ
夜明けまで急ごう

読んだままでもうバッチリ伝わるであろう簡潔な歌詞でありながら、Altessimoらしい言葉で希望のある結末を示していて、思わず「うわぁ~!」って声が出てしまった。
悲しいメロディのリピートから、コーダに飛んでしまおう。夜はもう終わりだと。絶妙な言葉選びだな~!!!ってエモくてゴロゴロした。好きだ。落ちサビは音の雰囲気が嵐の波間ではなくて静かな海の中なのもすごい。

そのあとのラスサビは、これまでのこの曲の曲調から大きく変わることはないけれど、ざっとまた海面まで浮上して、嵐の海に戻る。歌詞は1サビと途中まで同じだけど、ずっと夜のまま、新しい一日がやってこないまま止まっていたところから、「今日」が開く。うっすらと朝の訪れがやってきているのが見えて、夜は過去のものになる。

一番最後の「幸せな」が都築さんパートなのがまた、個人的にとてもうれしくて苦しい。
これまで喪失を避けるために幸せさえも手放して平坦な日々を生きていた彼が、「幸せな今日を開くよ…――!」と誰かの幸せを願って背中を押している。こんなにうれしいことがあるだろうか(いやない)(反語)。アイドルとしての彼は、こんなにも、誰かに寄り添った歌を歌えるほどになったんだなぁ……と泣けてしまった。なんて幸せなんだろう…

 

最後に嵐の音のような残響のまさにフェルマータ(余韻を残してほどよく伸ばす)で終わる。
人によって感じ方や聞こえ方、見え方は違うだろうけど、Altessimoの曲は特に聞いていて物語が見える、ような気がする。これまでは彼ら自身の物語が歌われていたし、リアルライブでのパフォーマンスも相まって特によくその幻影が見えていたのだけど、この曲でも歌を聞いているのに情景が目に浮かぶような感覚がした。うまく言葉で言えないけど、この感覚がやっぱりすごく好きで、彼らはいろんな景色を見せてくれるな、Altessimoの音楽が見せてくれる世界が好きだな、と思います。本当にすばらしい新曲だった。ありがとう……ありがとう……だいすきだ……

 

また語彙が溶けて終わってしまったのだけど、本当に、うれしくてたまらないこの気持ちをどうにか残しておきたくて、だらだらと書き綴ってしまった……。
でもこれでやっと一区切りつきそうなので、次はSinging Explorersをちゃんと聞きこんでこようと思います。
本当にありがとうございました。新しいユニット新曲もたのしみです。
おやすみなさい。

都築圭という人のおはなし ~リターンズ~

 

ごきげんよう
私事ながら、今日でSideMの弊プロダクションがはじまって1000日を迎えました。

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1000日です、わーい

先日ついに担当であるWとAltessimo、そしてファンである神速一魂の3ユニットによるイベントも開催され、都築圭のSide Memoriesも公開、そして弊社1000日記念、いろいろと重なったのもあり、もうひとつ大きなきっかけもありで、今一度わたしが都築圭というアイドルを好きな理由とか、どんな人だと思っているかを自分の中でまとめてみたくて記事を書いてみています。

以前「都築圭という人のおはなし」という記事の中で、都築さんの「理由あって」についてを考えたわけなんですけれど、そっちの記事でも最初に言っているとおり、あくまでわたしが考える都築圭像についてであって、「ここは同じに思うな」「ここはわたしは違うと思う」「そもそものキャラクターのイメージが違う!」など、人によって違った感想をもつと思います。だからこの記事が、あなたにとっての都築圭・Altessimoというアイドルについて、を考えてもらえるきっかけになったらいいな、と思っています。
(過去記事はこちら↓)

pakanomiya1203.hatenablog.com

 

さて、先の「もうひとつのきっかけ」というのは、神速旗P友人と酒を飲んでいたときに言われたある言葉でした。

「Altessimoの担当Pってすごいなって思うんですよ」

最初はて?と思いました。どのユニットのPだって、担当と向き合っているプロデューサーはすごいし尊い(語彙 has gone.)と思っているのですが、なぜ名指しなの!?
話を聞いてみると、Altessimoはなかなか噛み砕くのに時間がかかるユニットだし、2人で世界が完結しがちに見えるから、そこに"Pとして"踏み込むのに勇気がいる、みたいな感じだったと思います。確かに。わたし自身彼らについて考えてみると、めちゃくちゃ頭がこんがらがるし、うまく言語化もできなくて、すごくとっつきにくいユニットであるとは思っています。でも深めればすごく面白いし、すてきなユニットでもあると思っているので、自分の中で整理してみようと。

 

その中でも特に都築圭という人の話をするんですけれど、彼は一見「ぶれない人」と思われているのかもなぁ、と思うんですね。周りのアルテ以外のユニットのPからは「ふわふわしている人」「ちょっと不思議」「でもすごい人」「水だけで一週間生きる」「変化がわかりづらい」と言われているからそう思ったわけなんですけれど、確かにぱっと見で彼のこの四年間の変化はわかりづらい。
また、割と「麗さんという若い才能を導き、助ける存在である」「年上だけどぽやっとしている」みたいなイメージも強いようで、それもわかるぞ、でもそれだけじゃないぞ!と思ったので、ちょっと自分なりに彼の変化についてを振り返ってみようと思います。

 

大前提として、わたしは

「ふわふわしてるところもあるし天才的なセンスを持っているけど、どこまでも人間くさくて臆病で、でも精一杯がんばっている"強いひと"である都築圭」が好きです。

 

 

何だこの人はの時期

わたしがSideMを始めたのはアルテの歴史でいえば半分くらい経った頃、虹の音楽祭からであるので、この時期のことはリアルタイムで経験したわけではないのですが、ファーストライブからドレミファ★メロディ、パジャマパーティ、ミュープロあたりまでは特に「何だこの人…」というのを麗さんを通じて追体験する時期かな、と思います。

出会いからしてぶっ飛んでいた麗さんと都築さんですけれど、その後もぶっ飛んでるエピソードに事欠かない都築さんと、それに振り回される麗さん。もちろんすごいところがある、というのを目の当たりにしては「都築さんはやっぱりすごい人なんだ」と思っているようだけれど、「先が思いやられます…(ドレミファ★増刊号)」と言っていたり「こんな状態で二人でやっていけるのだろうか…?(ミュープロ増刊号)」と言っていたり、どうも普段のコミュニケーションがうまくいかない。

【ファーストライブ】アルバム台詞でも「気持ちを音楽以外で伝えるのって、難しいな」と言っているし、スクール・オブ・コーラスで都築さんからそのあたりについて「音楽で通じ合っていればそれでいい(超意訳)」みたいな言葉がありました。そう思っていたから音楽以外での"コミュニケーション"をしようとしなかったのかな、とずっと思っていたのですが、サイメモを終えた今では、これがきっと「自分にとって大切な人はあっけなくいなくなってしまう」という経験を何度も経てきた彼なりの、ひとつの防衛方法だったのかな、とも考えられるようになりました。

 

 

お互い踏み込めないでいる時期

以降もなかなか、ふたりの関係が大きく進展することはあまりないように思えます。BBQでたまねぎを食べたり、パラダイスリゾートで海に沈んで溺れかけたり…ハロウィンではお互い励ましあっていましたけれど、どうにも「アイドル活動に対する熱量の違い」みたいなものをまだ感じます。疲れることはなるべく避けたいと言いながらも、音楽のことになると目の色を変えて飛び込んでいってしまう。

印象的だったのは、節分LIVEのイベントストーリーで楽しそうなHigh×Jokerのメンバーに「混ざってきていいよ」と言った都築さんに「今は都築さんとお話していたいので。」と返した麗さん。それに少し嬉しそうにしつつも、すごく悲しそうな顔をしていた都築さん。結局その理由を聞けないでいる麗さんに都築さんは「ありがとう。」と言います。
もちろん「(ライブを成功させることができたことへの)ありがとう」とも取れますが、「(さっきの悲しそうな理由を聞こうと踏み込まないでいてくれて)ありがとう」にも見えて。

どうも都築圭は、つねに一歩線を引いていようとしているように見えてきたのです。

ソロ曲「Sanctuary World」を聞いたとき、彼はあえて感情の機微に対して鈍感に生きていたけれど、麗さんと出会いアイドルになったことで、世界にはたくさんの素敵なものが溢れていると思い出せたこと、そしてもう一度それらを「音楽」にして届けてみよう…と思えるようになったんだということ、を感じました。(【ハロウィン2016】の信頼度MAXや、【オフショット】スカウト時の台詞でも近いことを言及しています。)
(ソロの詳しい話はこちらをどうぞ↓)(隙あらば宣伝)

pakanomiya1203.hatenablog.com


この「鈍感に生きていた」のもきっと、大切な人たち(恐らく時期的に一番の決定打は「曲を提供した1人のアイドル」との別れだと思います)との別れから、悲しみやさびしさの処理の仕方に困ってのことだろうと思います。だからPに何度も「見捨てないで」と言ってくる。

自分はアイドルとしては実力不足だけど、他の人と比べてテンポは遅いけど、僕にできることは少ないけど。そう言って謙遜してばかりいる彼ですが、その根底にあるのは「こんな僕でも見捨てないで」という願いで、でもやっぱり見捨てられるかもしれない、それならいっそ近づかないでおこう。節分あたりまでの彼は、どうもそんな風に振舞っているような気がします。彼は「導いてくれる大人」であると同時に、「臆病なひと」でもあるんだなぁ、と思ったのがこのあたりです。

 

転機はここから?

その後ホワイトデー2016で越境をはさんで、戦国映画村のイベントストーリー07。多分ここがひとつの転機なのかな、と思うのですが。
都築さんが即興で作った曲を、麗さんが琵琶で弾いたのを聞いた都築さんは「麗さん。君ならもう一度、僕の曲に光を与えてくれるかもしれない…」と言っています。その後09では「君が音に命を吹き込む、そう思うんだ。」「だから…麗さんのために曲を作ってみたいんだ、イヤかな?」と提案します。
アイドルになってからも、恐らく「浮かんだメロディを譜におこす」程度の行為(これを作曲と定義していいのかはわたしにはわからないのですが)は彼にとっては日常的なことだったと思うのですが、「アイドルになってから、誰かのために曲を作ろうと意識して曲を書く」と名言したのはここが初めてです。

これ以降、ふたりは(これまでと比べて)どんどん距離を縮めていくわけですが。

 

掘り下げと越境と

虹の音楽祭では「伝説のアイドル」の話が少しあったり、同時期のST@RTING LINEのドラマパートでも彼女の話をしていました。最恐怪奇譚でも彼女の話をしますが、あくまで麗さんは彼女の代わりではないこと、彼女の変わりも麗さんの代わりも誰にも勤まらないこと、そして「今は麗さんと奏でてみたいんだ」と言っています。

その後しばらく、オリピ仙台(麗さん)、クリスマス(都築さん)、浅草をはさみますがホワイトデー2017(都築さん)、オリピ神戸(都築さん)、影と光の二重奏をはさんでCWZ(都築さん)と越境での仕事が続きます。

浅草は個人的に神イベントだし、そこで初めて両親の話が出てきたり、わたあめ事件があったりと、都築さんの掘り下げが進んだのもありますが、越境の仕事が多くあったことも二人の関係に大きく影響しているのかな、と思います。

ここまで特に都築さんはひとりでの仕事の経験が(モバのストーリーの中では)なく、ユニット外の人と仕事をしたことで、だんだんと自分への劣等感がほぐれていったのかなぁ、と。クリスマスのプレゼント投げだったりとか、ダンス練習で失敗しちゃったホワイトデーとか。ソロを披露した神戸、はじめての越境でのドラマの仕事のCWZ。CWZでは旬くんに音楽のアドバイスをしていたりもしましたが、信頼度MAXで「音楽以外の経験が、僕たちの音楽をさらに豊かにしてくれる。気づかせてくれたのは、プロデューサーさんだね。」とも言ってくれて、どんどん「アイドルの仕事」を「自分達の目指す音楽」のためにがんばろうと思ってくれるようになってきています。それまでは他と比べてできないことばかりだから、と相対評価しがちだったところから、段々と適材適所、自分にできることを精一杯やろう、みたいな絶対評価に変わってきている。

 

「Altessimoの可能性」

次の対極!功夫武闘の予告が出たとき、周りの人たちの「都築さんがカンフー!?」「しかもSR濃厚!?」「大丈夫!?!?」という言葉をたくさん見かけたのを覚えています。気持ちはわかる。

案の定というか、ストーリーでも麗さんに心配されているし、なかなかうまくいかないしで苦戦しているようでしたけれど、あの!都築圭が!真面目に柔軟をし、前向きに練習をして、しかも「この仕事を楽しんでいる」と認めたのです。これはアルテP的には驚天動地の事実であると同時に、これまでゆっくりゆっくり彼らが積み重ねてきた日々を考えてみれば納得の変化でもあって、めちゃくちゃな事件でありました。

その次でもまさかのNINJA LIVEをしてみたりと2017年はAltessimoにとって大きな変化のあった年だと言い切っていいと思います。すごかった。

そして年が明けて一月。3rdアニバ発売と同時期に開催されたGuardians of Sanctuary。今読み返したらやばいじゃんなんだこれ。サイメモを読んだあとだと完璧にこれ自分の体験をもとに監督に相談してるじゃん…。過去を清算しきれているかはわかりませんけれど、彼はもう過去にとらわれてはいなくて、「Altessimoの可能性」を、未来を見据えていて、それがちょうどTone's Desitnyと重なって激エモイベントでしたね(こなみ)。
転機になった映画村でご一緒したTHE 虎牙道のみなさんとまた仕事できたのも嬉しいですし、そのイベストがこんなエモいストーリーなのは本当にありがたいなぁ~って再確認しました。SLも同期組ですしね…

イベストの最後では「プロデューサーさん、麗さん。さあ…次だ。新しい世界を見せてほしい。」とも言っているし、どんどんアイドル活動に対してやる気満々でPは…Pは…

GoS回想録はここでもどうぞ↓(また宣伝)

pakanomiya1203.hatenablog.com

 

BoHでも虎牙道さんと一緒になるのですが、こちらもめちゃよかったですね。カンフーのときに近い「未知のジャンルに挑戦するAltessimo」を見られたし、また虎牙道さんに助けてもらってしまった…ありがたいですね…だいすき虎牙道…

 

深緑では「今はアイドル活動に専念したいから作曲活動をするつもりはない」「あの曲はまだ公表はせずにゆっくり育てていこう」と言っていたし、4thアニバでもさらに進化していました。お互いがお互いを知っていくことで少しずつ肉付けされていくさまが、二人のこれまでのあゆみを見守っているようで、とても楽しみです。いつか聞ける日がくるのかな?楽しみです(2回目)。

Night&Dayはごめんなさい、今読み返せないし初の担当共演で舞い上がりすぎてあんまり記憶がない(おい)んですけど、雪は身近だったから多分スキーもできるよって言い切る都築圭すきです。前までだったらスキーとかもあんまり乗り気じゃなかったんじゃないかなぁ。新しいことに挑戦しようとどんどん前向きになっていて、嬉しい限りです。

 

 

ぼんやりとですが、麗さんに曲を作りたい、もっとAltessimoとしていい音楽を届けたい、と思えるようになるまでの彼は、「生きるために奏でて」いたのかなぁ、と思います。作曲家時代、食べていくために音楽を作っていたというのも含めて。生きる(生活のために必要な食事とかそういうこと)ことが音楽の副産物になっている時期でもあるのですが、それ以上に「生きなければいけないから奏でる」というか、音楽が生きるための手段である時期です。

でもその後の彼は「奏でるために生きて」いる。もっと新しい音楽を知りたい、いい音楽を奏でられるようになりたい。そのためにインプットを惜しまなくなったし、疲れることでも頑張ってみようと思えるようになった。音楽が生きる上での目的に変わっています。
こうなってからの彼の進歩は凄まじく、やっぱり彼は才能のある、素晴らしい人なんだな、ということを日々痛感しています。

 

さて、そんな都築さんですが、またサイメモで「見捨てられてしまったら」という言葉を使いました。でも今までのそれに比べてずっと優しい文脈で、「君たちに見捨てられてしまったら、僕は困ってしまうだろうなぁ。」
もう「見捨てないで」と必死に引き止めたりはしないんです。いなくならないよって、ずっと伝えてきたから。この人たちなら、いなくならないだろうって信じてくれたのかなって、これまでのことを思って涙が出ました。

今までの伏線全部盛りみたいなところもありましたけれど、都築さんのこれまでの物語自体がすごく丁寧に描かれているのもあり、とてもきれいに繋がったサイメモでした。すごくゆっくりとした歩みだったと思います。それでも、この四年間、ゆっくりゆっくりかけてお互いに信頼を築けたからこそお話してくれたのだろうな、と思うし、それってすごく名誉あることだなぁ~って感じます。
いつかドイツに行く話をモバで見たいなぁ、と心から思ったのでどうかよろしくお願いします!おねがいします!!!

サイメモでもうひとつ。この記事の最初に「二人の関係に踏み込むのに勇気がいる」と言われた話をしましたが、それは実はわたしもそうで、つい二人の関係を遠目から見守っていてしまうんですけれど、そんなとき折に触れて「君のおかげだ」「貴殿のおかげだ」と言ってくれる担当には本当に頭が下がります。もちろんそういうゲームだからっていうのはその通りなのですが、つい自分を蚊帳の外に置きがちなので、そうやって「お前も仲間だよ」みたいに言ってもらえるとはっとするし、すごく嬉しいんですよね。
「僕をこの世界に繋ぎ留めてくれたのは、他の誰でもない…君だよ。」そう言われて、まだ1000日しか、彼らと一緒にいないわたしだけど、まだ未熟なPだけど、一緒にここまで来られてうれしいなって心から思いました。

 

ま~たずいぶんと長々綴ってしまったんですけれど、思い出してみると1000日間、いろいろあったけどたのしくプロデュースしてきたなぁって思います。

彼らと出会ってからの日々は間違いなく出会う前と比べて楽しいものになったと思うし、それが原因で悩んだり苦しんだりすることも(厄介ヲタクなので)ないわけじゃないですが、絶対にもたらしてくれたもののほうが多くて。

もらった分、なにか担当にお返しできているわけではないので申し訳ないのだけれど、これからもそばで応援させてほしいなぁ、がんばってプロデュースしますね。

この先もAltessimoと楽しくお仕事できますように!!!

 

以上、都築圭で哲学しようの会でした。おしまい。

 

 

そろそろ監督だということを忘れられていそうなのでWでも哲学がしたいです

「主人公」になること(紡ロジック 感想文)

 

ごきげんよう
みなさまいかがお過ごしでしょうか?


休職していたのに、その間は結局一度も記事を書かなかった…ひたすらまったり好きなことや好きな人と会うことをしていました。年明けから復帰して、いろいろしています。元気です。さてそんな今日この頃、というかもうしばらく前のことになるんですけれど。

大学受験と就活を経て、やりたいこと?夢?を見失い、とりあえず就職した先で気を病んだわたしにはあまりにもぶっ刺さるゲーム「紡ロジック」をプレイしました。説明のしかたが物騒だな。ごめんなさい!!!!!!
やっと明日のチケット分で全ENDの回収が終わるところです。

興味を示していたところ、親愛なるフォロワーから「早く読んでくれ」「はやく!!!!!」とめちゃめちゃ急かされていたのですが、なかなか重い腰を上げることができず、やっと上げたらもう止まれなくなってしまい、爆速で読み終えました。

 

めちゃくちゃに刺さりました。

いろんなことを考えました。

 

さて、以下はひたすらにネタバレをします。

好きなキャラの話をしようとしたらどう足掻いてもネタバレ不可避でした。

トゥルーエンドと特別ストーリー未読の方はどうかご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

話したいことは、山のように!あるんですけれど。

わたしが一番刺さったキャラは四辻優くんでした。優ちゃん…

理由は前から別作品の話でもしてきたとおり、「作品に消費される、絶対に幸せになれないキャラが好きだから」です。文字にするとあまりにもド畜生すぎて自分に腹が立つな…でも事実なので仕方がない…

でも訳アリ顔で「優ちゃん…」ってつぶやいてたら「アッこのキャラにはきっと何かあるんだな」とか、わたしに詳しいフォロワーには「さてはこの男は報われない属性を持っているな」とかバレちゃうわけですよ。何言ってもネタバレになるじゃん優ちゃん。まさか制作秘話でまで何も言えねえって言われてると思わないじゃん優ちゃん。
読み終えてみて、こりゃあそりゃあ何も言えないまま「早く読んで!!!!!」しか言えなくなるなあって思いました。親愛なるフォロワー、ネタバレしないようにとずっと我慢していてくれました。本当にありがとう…

あとTwitterとかでもよく言っているのですが、雨とか虹をモチーフにしたお話・イラストがだいすきなので、特スト8のスチルを見て泣きました。ア~~~いけません!未だに何度も読み返している。コインもチケットもいらずに何回でも読み返せる特スト、神では!?!?!?(錯乱)

あとわたしは(二次元のキャラの好みですけれど)優ちゃんとか旬くんとか林さんみたいな線の細い優男が好きなので、小池先輩とは趣味が合うな…と思いました。悔しいけれど。小池先輩のことは好きになれないけれど!趣味が合うな。わかる。かわいい系の細い男、いいよなぁ…

 

 

もう少し真面目に文章をこねくり回します。

 

この作品は、主人公である紡くんの視点でプレイヤーも物語を見ていくわけで‪──もちろんメタ的な「作品世界の外からの視点」も持ちうるけれど‪──基本的には「紡くんを主人公として、紡くんの視点から」作品世界を見ているわけですよね。だからどうしても「琴子ちゃんに"裏切られた"」だとか「好き"だった"」とか、そういう言い方をしてしまいたくなる。

けれど、琴子ちゃんにも琴子ちゃんが主人公の人生があって、彼女にとってみれば悪役は自分(瀧紡)になるんですよね。四辻琴子にとっては兄が大きな比重を占めていて、清廉潔白な兄を汚した瀧紡も、テニスサークル(笑)の連中も、みんな許せない「悪役」だった。全部兄を思っての行動だった。

でも兄・四辻優……改め、沖野優は、妹のそれを"支配"と感じて、窮屈だと思っていた。彼にとって妹は(厳密には「妹が主人公に定められてしまう物語」でしょうか)「反抗する」ものであり、「悪役」かもしれないのです。

 

見事に噛み合わないようでむしろ噛み合っているようにすら見えてくる。
なんだこの人間関係は…もちろんこの3人だけでなく、他にも登場人物はたくさんいて、それぞれが自分自身が主人公の物語を生きているわけですが。

「自分の物語の主人公くらいは自分で決めたかった」と語る優ちゃん、正直共感せずにはいられなかった。彼の「分相応」という言葉の重み。所詮端役は端役、主人公になんてなれない?二次元によくある英雄譚は彼にとっては「物語の中のこと」に過ぎないのです。

でもほんとうに?
彼が伝えたかったことはこれだけなのか?


優ちゃんとの対比として出すのは違うかもしれませんが、美麗ちゃんは「在り方」を変えて新しい居場所を見つけた。
サリーちゃんは「生き方」を変えて新しい自分になった。
彼女達だって現状を変えたいと思って、努力して、成功と言い切れるかはまだわからないけれど、以前よりもより良く、生きている。優ちゃんだってきっと、「端役の自分」という現状を変えたかっただけなんじゃないか…


もちろん分不相応なことをすれば誰だって失敗します。それはもちろんのこと、でも彼の冒険が、反抗が、あんな形で終わりを迎えるだなんて、悲しすぎるし苦しい!!!

ただ、だからこそ好きなんですよね……(ド畜生)
彼は「紡ロジック」という作品世界においてはどこまでも端役です。
「主人公になれないこと」が沖野優というキャラクターに与えられたアイデンティティだから。ある種主人公の対極の立ち位置かもしれないキャラクターが主人公の近くにいるっていう構図が性癖なんですね、このド畜生は。

もちろん幸せになってほしいし、幸せな優ちゃんも見たい!!!!!
でもこの作品世界に彼が生きる…生きていた以上、それは叶わないことで、どうしようもなくて、好きなんだよなぁ……あと線が細い優男が好き。台無し。さっきから本当にひどいことしか言っていない。でもだってなんだかんだ裏サークルにかんでる優ちゃんははちゃめちゃに萌えるもんな。闇属性のヲタクなので許して欲しい。

なお優ちゃんに沼ったからとホーム画面に優ちゃんを置いてみたものの、どうしたって服は高校時代のままだし、タップしたら「紡くん、久しぶり!元気?俺は今、イタリアに留学してるんだ。日本に帰ったら会おうね!」とか言い出して泣きながら倒れた。おみやげも優ちゃんに貢ごうとしたらそもそも選べなかった。死んだ人と信頼は築けないらしい。泣いた。なんならこのヲタクはエンドロールの「沖野優 石井孝英」の文字を見て泣いた。そうだね。彼は、彼は沖野優……ウッ……

 

 

そんな台無しな話は置いておいて、この作品、さっきの美麗ちゃんとサリーちゃんや、主人公端役問題の紡くん優ちゃんの他にも、すごく対比できるなっていう関係の人たちがたくさんいて。
もちろん作品の中で異なる属性(性格とか成り立ち的な意味で…)を持つ人がいることは当たり前なんですけれど、そういう図式がいろんなところに見られるように思います。

 

赦した人(蒼星)  赦さなかった人(琴子・紡)

殺した人(琴子)  殺さなかった人(紡)

ただ傍観した人(彦根)  義憤にかられた人(サリー)

物語を 紡ぐ人(紡) 葬った人(斗真) (読み手(詠江))

生きて償わせたい派(直羽)  じわじわ殺したかった(琴子)

やりたいことを探している(紡)  しっかり決まっている(旬)

 

他にも一言でまとめるセンスがなかったけれど、野崎兄妹とかも対極のあり方をしているし、野崎兄妹と四辻兄妹もまた真逆の関係性に見えます。
蒼星と紅陽とかもうまく言い表せないけれど、なんだろう?表裏一体?双子だな~~~って感じのキャラクターをしているし、多分あげようと思えばもっといくらでも出てくるんじゃないかな。

みんながみんな、違った経験をして、そこから違った価値観をもって、違った目標に向かって生きている。当たり前のことです。でもそんな当たり前に改めて気づかされた。
わたしにとってのよいことが、他の人にとってもプラスに働くとは限らないし、人それぞれ得手不得手もあり。そこで「みんな違ってみんないい」みたいな着地ではなく、「みんな悩んでるし苦しいけど、人生って捨てたもんじゃないかな」みたいな、適度の妥協とそれよりもずっと大きな期待、みたいなものを感じさせるシナリオが、絶妙な塩梅で好きだなって思いました。人間、そりゃ生きてりゃいろいろあるよなぁ…でも死んだら取り返せないし、生きてれば割とどうとでもなるんだよなぁ。これは今年のわたしの目標です。思い詰めすぎない。すこ~し気楽に生きてみる。分相応にね!

 

あと今のところさっぱり触れてなかったんですが、ミス研が愛おしすぎて、二人目死んだ辺りからずっと「帰ってきてくれ~~~~~ミス研~~~~~あの平和な日常を~~~~~帰ってきて~~~~~宰司~~~~~!!!お前マジで日常と平和の象徴だよ……鳩だよ………(???)」って思っていました。
あの3人の絶妙な距離感いいですね!?CDに入っていたドラマもにやにやしながら聞きました。宰が喋るときにBGMがところどころ止まるところが愛おしすぎるし、大門先輩の「よみえちゃぁ~~~ん」で脳が溶けました。ミス研がすきです(主張)。宰は日常の象徴だし、大門先輩はあの…特ストが…いや…いい女だよな先輩…なんていうんだろう…いい女?いい人?いいキャラしてる…導くポジションにいそうなあのひとでも、悩んでいるんだなぁ……ぱかを。

 

 

そんなわけで紡ロジックに沼りました。
優ちゃんと紡くんの二次創作がもっと増えたらいいのになって毎日思っています。
ふえてほしいなぁ~~~ふえないかなぁ~~~(祈祷)

ていうかなんで優ちゃんグッズないんですか!?!?!?!?(錯乱)

 

次のグッズ化の際には優ちゃんのグッズが出ることを祈ってやみません。
よろしくお願いします。需要ならあります。めっちゃあります。

そんなわけで楽しくプレイしました。
今後の展開もあるのかな?楽しみに待っていようと思います。

寝ます!!!!!おやすみなさい!!!!!

 

 

追記・おまけの宣伝

あんまりにも沼ったのでSideMでアナザーOPパロ(Freedomのほう)を作ったのでよければ…よければ…

 

比較版もあるよ↓